蔵王スカイケーブル

〈基本情報〉・キロ程 1,635m・高低差 342m・支柱数 19基・輸送能力 1200人/時・速度 5m/s・山麓 緊張(車庫線)・山頂 原動・索道メーカー 日本ケーブル・搬器メーカー CWA・搬器定員 4名・搬器台数 不明・竣工年 1981年10月・方式 単線自動循環式・事業者 蔵王観光開発(株)
許可年月日...1955年(S30年)11月16日運輸開始年月日...1956年(S31年)8月18日

蔵王で唯一の一般的なゴンドラリフト
日本ケーブルの国内初のゴンドラは1973年であるのに対し、許可年月日や運行開始年月日が明らかに古いのは、以前同場所にかかっていた世界初の三線自動循環式「蔵王高原ケーブル」の年月日だからである。

世界初の三線自動循環式といえども、欧州で先行して登場していた二線自動循環式が日本での法令の規制で難しかったため曳索を2本追加したものである。(索道観察日記参照)
また今日の日本ケーブルは1977年よりオーストリアDoppelmayr社と技術提携しており、この蔵王スカイケーブルは提携後の初のゴンドラリフトである。

搬器は世界的なメーカーのCWA社製造のもののゲレッシャー型と呼ばれるタイプで、旧型である。日本ケーブルの4人乗りゴンドラはほぼこのタイプである。
グレッシャー型の特徴としては側面が平面になっていることが一つにあげられる。
他の種類はグレッシャー型のほかにBB型とOMEGA型がある。
ここでOMEGA型とBB型の紹介

OMEGA型(苗場プリンス第1ゴンドラ)
現行のタイプ
2016年最新のOMEGA Ⅳとは大分違うが形自体は変わらない。

BB型(苗場-田代ゴンドラ ドラゴンドラ)
BB型は背中合わせに乗るタイプで、世界的に見ても旧コクド(現・プリンスホテル)でしか採用例はない模様。

閑話休題
山麓駅内部の様子
画像中心の垂直な2つのプーリーは緊張装置の一部であり、下に重錘がありこの装置でロープの張りを調整している。

山麓駅では画像のように車庫を通って乗り場に行く(温泉第3リフト側から乗車の場合)

山頂の原動装置。上からのぞくことができる。
滑走可能コース
なんとも老舗のスキー場らしく微妙ないちにあり、ゴンドラを使って滑れる高鳥コース上部は緩斜面なため中級者以上にはものたりない、かといって高鳥コース中間からは多少急斜面があり初心者には厳しい。しかしながら初級~中級者にとっては楽しめる内容のコースとなっている。
中級者以上は温泉第2クワッド利用の方が十分楽しめる。
また一気に中央ゲレンデに行くことはできないので、見返りペアを使って中央ゲレンデに行くことが可能。































