大森クワトロ

〈基本情報〉キロ程 1,348m高低差 357m支柱数 23基輸送能力 2400p/h速度 4m/s搬器台数 119台山麓 原動.緊張.建屋.車庫線山頂 建屋索道メーカー 日本ケーブル回転方向 時計定員 4名方式 単線自動循環式事業者 蔵王ロープウェイ(株) 旧:蔵王リゾート(株)

許可年月日...1989年(H1年)2月23日運輸開始年月日...1989年(H1年)12月10日
蔵王スキー場において一番山麓にあるリフト また山形市街地から登ってくると最初に見えるゲレンデ。

大森クワトロリフトで一番気になるのは「クワトロ」という名称であるが、スペイン語ポルトガル語で4という意味である。蔵王とスペイン・ポルトガルのどこに共通点があるのかわからないが、リフト自体は4人乗りであるので意味自体はあっていることになる。
なぜ「クワトロ」リフトとしたのかは不明であるが全国的に見てここのみの採用なので、他のリゾート差別化を図るために採用したと考えられる。



大森クワトロ山麓駅には蔵王では少数の総合型スキーセンターがある。
蔵王のような老舗のスキー場はリフトの繋ぎが悪い・ショートコースが多いなどといった特徴があるが、大森・黒姫は蔵王内でリゾート法制定後の唯一のゲレンデであるので効率の良いリフト配置・リフトの高速化・輸送能力の強化がなされておりスキーブーム真っ最中のスキーリゾートの特徴を露骨に出しているゲレンデといえよう。
スキーセンター右の斜面は最大斜度32°の大森のカベ


支柱は環境に溶け込むようにメッキ仕上げではなく茶塗装を採用している。

リフトは1988年の日本ケーブル製フード付きクワッドリフト登場とともに急速に架設されたタイプ。近年はスキー客減少に伴い間引き運転を行っており、輸送能力は1900ちょっとと思われる。
画像のように大森クワトロはほぼ杉林のなかに架けられている。

運行開始から30年を迎えようとしている大森クワトロであるが、フードの老朽化は隠せない。
フード中央にはzaoのロゴがはいっている。

山頂停留所は山麓停留所とは違いシンプルなデザイン
大森ゲレンデは冒頭でも述べたように一番麓にあるために、シーズン初めは遅くシーズン終わりは早く営業終了をしてしまうために下り線の許可を取得している。(近年は全く使われていない模様)
●山麓停留所

山麓の折り返し滑車は場内押送よりも離れた位置にあり、整備がしやすい位置にある。
通常デタッチャブルリフトの場合、山麓が原動、山頂が緊張と分けられているがこのタイプは山麓に原動緊張ともに備わっていると思われる。

上の画像を見ると折り返し滑車が離れた位置にあることが再確認できる。
場内はzaoのロゴにも用いられていた色(水色・緑・白・赤)が支柱などに描かれており、色彩的にうるさい色合いだが統一感があるつくりになっている。

滑走可能コース
大森ゲレンデが主な滑走可能コース。
大森ゲレンデはゲレンデ中腹部で部分的な急斜面があり初級者の滑走は厳しいが、中級者以上には、蔵王では珍しい適度なロングクルージングが楽しめる。
大森ゲレンデ下部の大森のカベは最大斜度32度のコブ斜面で上級者にはおすすめであるが、リフト乗り場まで少し歩くことになる。


























