蔵王ロープウェイ山麓線

〈基本情報〉キロ程 1,734m高低差 464m支柱数 4基(4号鉄塔最高高さ41m)輸送能力 364人/h速度 5m/s搬器数 2台山麓 山麓駅(標高855m)山頂 樹氷高原駅(標高1,331m)索道メーカー 安全索道搬器メーカー 現:3代目(`11~`12シーズンより) CWA社旧:2代目 武庫川車両工業1代目 不明2代目搬器名 左:べにばな 右:こまくさ方式 複線三線走行式普通索道事業者 蔵王ロープウェイ(株)

許可年月日...1961年(S36年)7月26日運輸開始年月日...1962年(S37年)9月29日
蔵王で最も古い索道。
運営会社の蔵王ロープウェイ(株)は東武グループらしく、各箇所にスカイツリーを宣伝するポスターがある。平成22年に林友観光(株)アストリア第1~3ペア運営、蔵王リゾート(株)大森クワトロ、黒姫第1.2クワトロ運営を吸収合併している。
山頂線リニューアル前は大変混雑していたらしいが、現在はそこまで混雑していない。何せ観光専用な感じがしてウィンタースポーツをする私は、現在では乗車しようと思わない限り乗車はしない。
後ぎゅうぎゅうの立ち乗りは苦手

旧搬器(2代目)の映り込んでいる画像
しっかり撮影しようと思った矢先に交換されてしまったのでこんな画像しかありません。
2代目搬器は安全索道製なので搬器の製造は日本のメーカーである武庫川車両であるが、現在蔵王では安全索道は影の存在と化しているので、今回交換された搬器は日本ケーブルが携わったと思われ日本ケーブルで採用しているスイスのCWA社のものが採用されている。(というか日本ケーブルでも武庫川車両製のものがあったが武庫川車両が既にない)

写真の左側に新型搬器が映っている。新型搬器の画像もないことをご了承願いたい。
昔ながらのロープウェイの停留所、プラットホームが開閉式のタイプがあるがそれはレアタイプ。
山麓駅には長い階段があって少々疲れてしまう。


三線式なのでロープが3本(1支索2曳索)あるのが見て分かる。2支索ではないために支索サドルが2つないことから索輪がむき出しである。安全索道製なのだが索輪はスポークではなく日本ケーブル同様プレートを採用している。
赤い索輪があるがこれは数が多いことや黒い索輪が少々赤さがあるものがあるので脱索防止のものではないような気がする。(脱索防止装置らしきものも見受けられない)
支柱アームは東京索道っぽい二つの角状のもの

この画像では文字が見えにくいので抜粋する。
@平衡索搬器のバランスをとるためのワイヤロープで、搬器を中心に曳索の反対側にある。・Φ20・破断荷重 22.2t・フィラー型、25本線6本より・中心繊維 6×25本
@曳索(えいさく)搬器を移動させる(山麓線では引き上げる)ワイヤロープ・Φ24・破断荷重 32t・フィラー型、25本6より・中心繊維 6×25
@支索搬器を支えるワイヤロープ・Φ58・破断荷重 メモ忘れ・メモ忘れ・中心繊維 メモ忘れ
@緊張索支索を引っ張るワイヤロープ、支索は上の駅で固定していて、下の駅の緊張索が71.1tの重鎮で引っ張っている。・Φ68・破断荷重 326t・フィラー型ヘルクレス 29本線18より・中心繊維 18×Fi(29)
ワイヤロープメーカーは東京製綱と思われる。
フィラー型(Fi)とは交差より(層間の素線が点接触)と平行より(層間の素線が線接触)の分類中平行よりに分類されるもので、内外層の隙間に細いフィラー線が充填されているものである。
大体、旅客索道に使われるのはフィラー型と平行よりのウォーリントン型の2つである。
6×25の6とはストランドの数、25というのは素線の本数である。中心繊維となっているのだが鋼芯なのか繊維芯なのかは不明。6×25の先頭にIWRCなど英字が入っていれば鋼芯ということがわかるのだが。。。。
尚フィラー型ヘルクレスというのは非自転性ロープ(トルクが小さくなるように設計されたもの)というものの中で、断面形状が円形のストランドを、2層以上互いに反対方向により合わせて、丸ストランドをより合わせたものだそう。
異形加工が施されている素線で構成されているロープは表面が平滑になっている。現在ではほとんどが異形加工が施されている。
素線:ロープを構成する元も基礎となる針金のようなもの
ストランド:素線を組み合わせて作るロープ、普通ワイヤロープはストランドをより合わせて完成
滑走可能コース
山頂に行くためのロープウェイなのであまりこのロープウェイを使った滑走はいいものと言えない気がする。
横倉の壁を滑りたい人には良いかもしれません。


























