今回は以前紹介した仙台駅から近いところに奇跡的に残っている包丁灯器を再び紹介したいと思います。
主道側には画像のようなコイト製鉄板灯器が2箇所設置されています。
仙台市中心部で多く設置されているタイプです。
仙台市中心部はかつてこのような包丁灯器がたくさんありましたが、現在このように串刺しされているタイプはこの一基のみとなっています。(串刺しされていないものは
一箇所現存しています)
この▼状の粒が細かくあるこのレンズは色合いが大変よいものとなっていてとても綺麗です。
初期の包丁は灯器背面にはKoiToのロゴがあるのが特徴です。
「交通信号灯」S47年4月製造(銘板には西暦で記載)
銘板の右上に「検」というのがあるがなんなのか気になります。
おそらく灯器設置の際に押されたものだと思いますが。
包丁灯器の移り変わりは
・「交通信号灯」 背面にロゴあり
・「交通信号灯」 背面ロゴなし
・「車両用交通信号灯器」
「車両用交通信号灯器」の包丁は、下のアームが灯器から少々はなれているのが特徴。
となっています
同じ交差点には宇宙人がありバリエーション豊かな交差点です。
後ろの近代のビルとのギャップも面白いものです。
灯器は弧アームでも背面のコード口部分が豚鼻ではないタイプのもので、おそらく警交があるタイプです。
隣の交差点にも宇宙人がありますがそちらは豚鼻タイプのもので、こちらの宇宙人よりも一世代古いものとなっています。
2013 2