菖蒲沼第1トリプル
〈基本情報〉・キロ程 348.9m・高低差 58m・支柱数 8基・輸送能力 1542人/時・速度 1.6m/s・山麓 緊張・山頂 原動(オーバーヘッドドライブ1コラムDXカバー)・索道メーカー 日本ケーブル・搬器定員 3名・搬器台数 不明・回転方向 反時計・方式 単線固定循環式・事業者 蔵王観光開発(株) 旧:蔵王菖蒲沼リフト(株)
許可年月日...1987年(S62年)8月10日運行開始年月日...1987年(S62年)12月5日
菖蒲沼ゲレンデにかかるトリプルリフト。
菖蒲沼ゲレンデといってもコースは一つしかなく、そこにペアとトリプルが並行してかかっていいる。
このトリプルリフトは2013シーズン~2014シーズン?は休止していたが2015シーズンからコースマップから復活した。一番上の写真は休止中の2013シーズン撮影なので搬器が取り付けられてない。(2017現在は休止中)
画像右が第1トリプル、左が第2ペア
ペアの緊張装置はペデステル型と呼ばれる旧型で、トリプルは新型の緊張装置で、同じ建設年なのにもかかわらずこの違いは大変面白い。
この菖蒲沼第1トリプルは、蔵王のトリプルリフトの中で唯一搬器がモデルEではなく旧型。
左:第1トリプル 右:第2ペア
トリプル、ペアともにオーバーヘッドドライブ1コラム形であるが、原動機を覆うカバーがペアは標準型であるに対しトリプルはDXカバーである。標準型という名称だが実際DXカバーの方が多く存在する。
滑走可能ゲレンデ
菖蒲沼リフトは主に菖蒲沼ゲレンデの滑走とユートピアゲレンデから大平、中央への連絡リフトとして暫し利用される。菖蒲沼ゲレンデ自体は初心者・初級者のゲレンデで、チューブスライダーなど楽しいアトラクションなどもありファミリー向けのゲレンデとなっている。